サイガイマップ

災害リスクスコアの算出方法

データソース

サイガイマップの災害リスクスコアは、以下の政府公開データを使用して算出しています。 すべてのデータは CC BY 4.0 ライセンスで公開されており、出典を明記した上で商用利用が許可されています。

確率論的地震動予測地図

提供: 防災科学技術研究所(J-SHIS 地震ハザードステーション)

内容: 今後30年以内に各震度以上の揺れに見舞われる確率(250mメッシュ)

バージョン: 2024年版(Y2024/AVR/TTL_MTTL)

表層地盤モデル

提供: 防災科学技術研究所(J-SHIS)

内容: 地盤増幅率(ARV)・平均S波速度(AVS30)・地盤種別(250mメッシュ)

バージョン: V3

洪水浸水想定区域

提供: 国土交通省(ハザードマップポータルサイト)

内容: 想定最大規模降雨時の洪水浸水深(ラスタタイル)

対象: 全国の洪水浸水想定区域

総合スコア算出アルゴリズム

総合災害リスクスコア(0〜100点)は、3つのカテゴリのスコアを重み付けして合算しています。

カテゴリ重みデータソース
地震リスク50%J-SHIS 確率論的地震動予測
洪水リスク30%ハザードマップポータル 浸水想定区域
液状化リスク20%J-SHIS 表層地盤モデル (AVS30)

地震リスクスコア(0〜100点)

地震リスクスコアは以下の3つの指標を合算して算出します。

30年確率スコア(0〜40点)

今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率(0〜50%)を、 対数スケールで0〜40点にスケーリングします。

予想震度スコア(0〜35点)

30年間に3%の確率で超過する予想震度(5.0〜7.0)を、 線形スケールで0〜35点にスケーリングします。

地盤増幅スコア(0〜25点)

表層地盤増幅率(1.0〜2.5+)を線形スケールで0〜25点にスケーリングします。

洪水リスクスコア(0〜100点)

国土交通省ハザードマップポータルサイトの想定最大規模洪水浸水想定区域データに基づきます。 各地点の想定浸水深をスコアに変換しています。

浸水想定なし → 0点 / 0.5m未満 → 25点 / 0.5〜3.0m → 50点 / 3.0〜5.0m → 70点 / 5.0〜10.0m → 85点 / 10.0m以上 → 100点

液状化リスクスコア(0〜100点)

J-SHIS表層地盤モデルのAVS30(30m平均S波速度)と地盤種別に基づきます。 AVS30が低いほど軟弱地盤で液状化リスクが高くなります。

AVS30が150m/s未満の軟弱地盤は高リスク、300m/s以上の硬質地盤は低リスクと判定。 埋立地・旧河道・後背湿地などの地盤種別はリスクを加算補正しています。

グレード判定

グレードスコア範囲判定
A0〜20リスク低い
B21〜40やや注意
C41〜60注意
D61〜80警戒
E81〜100厳重警戒

今後の拡張予定

現在は地震・洪水・液状化の3カテゴリでスコアを算出しています。 今後以下の拡張を予定しています。

  • 土砂災害警戒区域データ(都道府県)
  • 津波浸水想定データ(国交省)
  • 対象エリアの全国展開