サイガイマップ

福岡市(福岡県)の災害リスク

人口約163万人 / 30年以内震度6弱以上確率: 8.1%

福岡市の地理・地形

福岡市は博多湾に面した人口163万人の九州最大の都市です。市中心部(博多区・中央区)は博多湾に面した沖積低地で、東区・早良区の一部に丘陵地が広がります。人工島(アイランドシティ)やシーサイドももちなどの埋立地があり、液状化リスクを抱えています。御笠川・那珂川・室見川が市内を流れます。

災害リスク評価
地震高い
洪水やや注意
津波低い
土砂災害やや注意
液状化高い
福岡市の災害リスク詳細

福岡市の最大の地震リスクは警固断層帯です。博多湾から市中心部の直下を南東に走り、南東部が活動した場合は市内で震度7が想定されます。2005年福岡県西方沖地震(M7.0)は警固断層の北西延長上で発生し、市内で震度6弱を記録。「福岡は地震が少ない」という認識は誤りです。水害リスクは御笠川流域で特に高く、2003年には博多駅前の地下街が浸水。近年は線状降水帯による豪雨も増加しています。人工島・埋立地の液状化リスクと博多湾の高潮リスクも。

地震リスク詳細

30年以内確率

8.1%

震度6弱以上

地震リスク

高い

福岡市の主なリスク要因
  • 警固断層帯
  • 博多湾の高潮
  • 人工島の液状化
福岡市の過去の災害
2005年福岡県西方沖地震

M7.0、震度6弱。玄界島全島避難。天神・博多のビルでガラス飛散。

2003年福岡水害

御笠川氾濫で博多駅前地下街が浸水。床上浸水約3,600戸。

2023年線状降水帯による豪雨

市内各所で冠水。東区で浸水被害。

福岡市の避難所・防災情報

指定避難所数

約240カ所

主な避難拠点

  • 市内約240カ所の指定避難所(小中学校等)
  • 福岡ドーム(PayPayドーム、大規模避難施設)
  • マリンメッセ福岡(広域避難施設)
福岡市のハザードマップを確認
福岡市の災害対策チェックリスト
  • 警固断層帯の直上(中央区天神〜南区高宮〜春日市のライン)の地震リスクを認識
  • 人工島・シーサイドももち・百道浜は液状化リスクが高い
  • 御笠川・那珂川沿いは洪水ハザードマップで浸水深を確認
  • 博多駅周辺の地下にいる際の大雨時の避難行動を確認
  • 2005年地震の教訓から、家具の固定・ガラス飛散防止フィルムを設置

福岡市の災害リスクに関するよくある質問

福岡は地震が少ないと聞きましたが本当ですか?

誤解です。2005年福岡県西方沖地震ではM7.0・震度6弱の強い揺れを記録しました。警固断層帯の南東部はまだ活動しておらず、今後大地震が発生するリスクが残っています。30年以内の発生確率は0.3〜6%で、数字は低く見えますが、1995年阪神淡路大震災前の野島断層の確率と同程度です。

博多駅周辺の地下街は浸水しますか?

2003年に実際に御笠川の氾濫で博多駅前の地下街が浸水しました。その後治水対策(雨水貯留施設等)が進みましたが、想定を超える豪雨では再発の可能性があります。大雨警報時に地下にいる場合は、速やかに地上に出て安全な場所へ避難してください。地下街の非常口の位置を確認しておくことが重要です。

アイランドシティ(人工島)は安全ですか?

アイランドシティは埋立地のため、大規模地震時の液状化リスクが高い地域です。建物自体は新しく耐震性能が高いですが、液状化によるライフライン損傷や、橋梁の損傷による孤立リスクがあります。2005年福岡県西方沖地震では人工島で噴砂が確認されています。

福岡市で地盤が良い地域はどこですか?

城南区・早良区の南部(脊振山地裾野の洪積台地)は比較的堅固な地盤です。西区の台地面(今宿・姪浜の一部)も良好。逆に、博多区の御笠川沿い・那珂川沿い、東区の箱崎・松島(旧海岸線付近)は軟弱地盤。人工島・百道浜は埋立地で液状化リスクが高い。

福岡市は台風のリスクは高いですか?

九州北部は台風の通過経路にあたりますが、福岡市は九州の中では直撃が少ない位置にあります。むしろ近年深刻なのは線状降水帯による豪雨で、2023年にも市内で冠水被害が発生。台風よりもゲリラ豪雨・線状降水帯への備えが重要です。博多湾の高潮リスクも台風接近時には注意が必要です。

天神地下街の浸水リスクは?

天神地下街は2003年の博多駅周辺浸水の教訓から浸水対策が強化。ただし想定以上の豪雨では浸水の可能性。

警固断層帯の地震は?

福岡市中心部を走る警固断層帯でM7.2の地震想定。2005年福岡県西方沖地震M7.0が関連。

福岡市の防災情報は?

福岡市公式サイトでハザードマップ公開。「福岡市防災メール」で配信。

このエリアの災害リスクは高めです

リスクスコアが高い地域では、火災保険の水災補償や地震保険の補償額が十分かどうか、今すぐ確認されることを強くおすすめします。万が一の被害額は数百万円〜数千万円に及ぶことがあります。

※ 本サービスは特定の保険商品を推薦するものではありません。保険の見直しは、専門の保険代理店や保険会社にご相談ください。

※ 本サイトの災害リスク情報は、防災科学技術研究所(J-SHIS)等の公開データに基づく参考情報であり、実際の災害発生を予測・保証するものではありません。 不動産取引・保険加入等の意思決定には、必ず免責事項をご確認の上、専門家にご相談ください。